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噛み合わせと運動について

2023年8月1日

いつまでも健康でいられるように・・・

 歯科を受診される患者さんのうち、歯がしっかり残っており噛み合わせることができる方は、80代、90代でも比較的しっかり動けて認知症とは無縁な印象があります。逆に虫歯や歯周病により歯を失ってしまった方で、その状態を放置されていたり、合わない入れ歯を長期間装着されていたりすると、しっかり噛み合わせることができず、足腰が弱ってしまっていたり、認知症が進んでしまう割合が高い印象です。
 私たちはそのようなフレイルにならないように、適切な治療を行なっていきます。その上で、運動習慣があるとかなり生活の質が変わってくると思います。結局のところ、ご病気になり歩けなくなると周囲との関わりが極端に減ってしまいますので、下半身のトレーニングは事前対応としてとても良いのです。ご高齢の方へのアンケートで、「あなたが今後悔していることは?」という質問に対し最も多かった答えは、「健康を大切にしてこなかったこと」だそうです。私たちのクリニックは上は40代、下は20代と比較的病気を意識することは少ない年代と思います。最近受講したセミナーで、「健康を失うと全て失う」というお話を聽きました。いくら時間とお金と人間関係が問題なかったとしても、健康が損なわれていたら・・・。本当にその通りだと思いました。ですので、私たちは健康寿命を今から意識した生活習慣作りに取り組んでおります。今回は全身の健康管理について、広い範囲でお話ししていきます。

健康に良い運動は?

 これまで2万例以上の心臓手術を執刀してきた世界トップクラスの心臓外科医で、大崎病院東京ハートセンターの南和友氏の記事を読みました。健康作りに一番良いのはウォーキングとのことです。南先生のその他のアドバイスをまとめてみました。
・歩いたり階段を使う。
・ジョギングやマラソンは基本的にお勧めしない。
・夜の運動は避ける。
階段を上がるときに、腿のウラのハムストリングを使うためスクワットよりもオススメです。意外なことに、心臓の筋肉が鍛えられるようなことは避けなければならず、普通の人にジョギングは適さないようです。
心臓の筋肉を鍛える=心臓を過度に働かせること。心臓の筋肉に血液を行き渡らせようと頑張るんですが、血液供給が間に合わず栄養や酸素が不足します。心臓はそれを補うためにより一層働いてしまい、筋肉の柔軟性がなくなり、固くなってしまうという悪循環が起こります。これが続くと心肥大となり、突然死のリスクが高まります。

心臓を鍛えない方法
・運動をしすぎない。
・血圧を上げない。
・ストレスを避ける。

つまり、ジョギングは健康的なイメージですが、やり過ぎると心臓が働きすぎの状態になります。何事もやりすぎは身体に良くないのでしょう。
ストレスは生きていく上である程度ありますが、あまり不安や焦りがない精神状態が望ましいです。斎藤一人さんの自分を許すお話心をゆるめるふわふわの法則は、真面目で自分自身を許せず固まっているような気持ちを、ふわふわとほぐしてくれてストレス軽減にオススメです。

神経をゆるめるにはどのようにすると良いのでしょう?
気持ちに関係しているのが自律神経と言われる神経です。心臓は胃腸、血管など内臓器官の動きをコントロールしている神経で、自分の意思で動かすことができません。
自分で意識して手や足を動かす、筋トレや運動、スポーツに関係しているのは体性神経という神経です。
🔳筋肉のマッサージ🔳
高血圧や心臓病、脳梗塞などを引き起こす原因として動脈硬化が知られています。
動脈が硬くなるとこですが、血管の内部に脂肪などが貯まり、血管内部が小さくなることも動脈硬化のひとつの症状です。
動脈硬化が進むと、血の流れが悪くなり、血栓ができやすくなったりして重篤な病気を引き起こす恐れがあります。
筋肉は、筋膜という膜に包まれていて、その下に動脈が通っています。運動やストレッチで筋肉をのばすと、血管も一緒に収縮したり弛緩したりしますので、同時に血管をマッサージをするとこになります。
すると、血管の内側から一酸化炭素が出てくるのですが一酸化炭素は血管をやわらかくする動きがあるので血流もよくなります。
 運動やストレッチで血管内の一酸化炭素を増やせば、動脈硬化を予防したり改善したりすることができます。
🔳高齢者こそ筋肉を鍛える🔳
高齢者になると下半身が弱り転びやすくなります。少しの段差やカーペットの端で足先をひっかけて転んでしまいます。特に女性は、骨粗鬆症になってしまう人が多いので、転んで骨折してしまうことが考えられます。太ももの大腿骨を骨折すると手術が必要となり、長期の入院を余儀なくされる恐れがあります。
スクワットなどの運動で筋肉を強化すれば転倒防止に繋がります。年を重ねると、大臀筋(お尻の筋肉)や大腿四頭筋(太ももの筋肉)が弱りやすくなります。ですから、これらの筋肉を鍛える意識をし、そしてつまずきにくくする為に足先を上げたりかかとを上げる為に使う筋肉、前脛骨筋と下腿三頭筋ですのでそこも含めて鍛えると転びやすいすり足になるのを防ぐことができます。

上半身、特に脳に良い運動が首回しをすることです。
頸椎部分をほぐすことで頭に血液がよく流れ血流が良くなり、酸素の供給量が増えます。こういったことで、記憶力がよく認知症にもなりにくくなるのでは、ないかと思われす。

🔳舌出しトレーニングでアンチエージング
起床時に、舌を思いっきり前に出し次に左側に出す。最後に右側に出す。それぞれ50回ずつ繰り返します。こういったトレーニングは、ちょっとした隙間時間に行うことができ大変手軽です。
本来、舌の正しい位置は、上顎のくぼみ(口蓋)にくっついている状態になるのですが舌の筋力が衰えてくると舌の位置が下がってしまいお口が開いてしまう状態になってしまいます。
そこで、舌やお口周りの筋肉を鍛えることで、高齢者に多い、嚥下機能低下により食べ物が気管に入り込んでしまう誤嚥性肺炎などの予防やお口の周りのほうれい線やシワをできにくくし若々しさを保ちます。また、いびきの改善や免疫力をupさせる効果も期待できます。

🔳筋肉がふえることで
冷え性が改善する🔳
男性に比べ女性は、冷えに悩まれているという方が多い理由は、2つあります。
①男性に比べて全身の筋肉量が少ないため、つくれる熱が少ないので冷え性になる。
②子育てや家事に追われて常に緊張しているため交感神経が優位になっている。
血管が収縮し血流が悪くなってしまい、末端まで熱が運ばれないので、手先や足先が冷えてしまいます。
これらの対策としては、やはりリラックスをすることです。身体を休めることも勿論ですが、心の休息をとり積極的に副交感神経を優位にすることで血管が広がり血流がよくなります。それによって熱も全身に運ばれ冷え性が改善されていきます。

🔳脳の血流を良くし認知予防🔳
認知症とは、脳細胞が正常に働かなくなることです。
記憶力や判断力・気力が低下します。
もっとも有名なのがアルツハイマー型認知症ですが、その他にも種類があります。
脳血管性認知症です。
脳血管性認知症は、脳の血管障害でおきる脳梗塞や脳出血によっておこる認知症です。
アルツハイマー認知症の次に多い認知症です。
血流の流れがわくるなり、脳の一部に血がながれなくなり 詰まってしまうためにおこる病気です。ですから日頃か、血流を良くするために筋力をつけ血流を良くすることが大切です。
すごい!スクワット

健康づくりにオススメの書籍です。

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