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歯周病の炎症、お口の清掃について

2023年8月31日

①炎症に影響する変化
この場合の炎症は細菌に対する体の反応のことです。細菌バイオフィルムバイオフィルムが蓄積しやすくなるのは基本的には患者さんのセルフケアレベルが低下してきたこと意味しますので磨き残しを減らすことが重要です。メンテナンスという現状維持のための治療では患者さんのお口内の意識も薄くなるでしょう。昔、雑なブラッシングだった方は雑に戻りやすいし、ブラッシングに苦手な場所がある方は苦手なところに汚れが残りやすくなります。ただ患者さんの生活習慣の変化も考慮して指導を行う必要があります。家や仕事で疲れている患者さんにパーフェクトなケアを求めるのではなくその患者さんが最低限守るべきセルフケアから再指導する余裕も必要です。病気やけがで今までのようにケアができなくなっているときも配慮します。


清掃指導といえば、プラークの染め出しが分かりやすいです。歯科医院や学校の保健の授業でやったことがあるのではないでしょうか?
長期間清掃ができていない歯には、頑固なヌルヌル汚れが多く残っています。
「しっかり磨いてます」と患者さんがおっしゃられて、ヌルヌル汚れが多く残っていた場合、やはり、再度清掃指導をした方が安心です。
磨けているつもりでも、こういうところに汚れが残っていて、どのように清掃したら効果的に除去できるか、プロの視点から指導を行います。
繰り返すことでより清掃効果が期待できます。

また、プラークの染め出しと関係なく付着している茶渋など、歯面の着色については、パウダーによるクリーニングで効果的に除去することができます。
このクローニングの方法では、歯の表面を傷つけることなく着色除去が可能です。
審美的な目的のクリーニングに近いですが、滑沢な歯の表面にすることで、汚れや色が再付着することを抑制し、長期間ツルツルした歯を保つことが期待できます。
このクリーニングで用いているエアフローは、保険診療では認められていないものです。
ご興味ある方はぜひご相談ください。

花粉症や風邪のため口呼吸になったり、飲んでいる薬でだ液が減ることもあります。このような場合、細菌バイオフィルムはほとんどないにもかかわらず、炎症が強くなっていることもあります。このようの病気や薬の影響も考慮しなければなりません。また、メインテナンス患者さんがいつにまにか糖尿病にかかっていて口腔内の状況が悪化していくこともありますし、糖尿病の治療を受けていてもうまくコントロールされていないこともあります。コントロールできていない糖尿病患者さんでは、プロービング値は大きくなりプロービング時の出血も多くなります。コントロールされるとこれらの数値や症状も安定することも分かっています。

また心筋梗塞や脳梗塞のリスクを下げるために低用量アスピリンを常用している患者さんが最近急増しています。アスピリンにより血小板の凝集を抑え、血管が詰まることを防いでいますがこのアスピリン常用者は歯ぐきからの出血が多くなることが分かっています。特に元々炎症が強い患者さんがアスピリンを飲みだすと歯ぐきの出血が増えるという報告もあります。
また喫煙の影響もあります。喫煙量がめいんてなんすの途中で変わっていないかチェックする必要があります。きんえんを実行された患者さんのサポートをする心構えも必要です。アスピリンは歯ぐきの出血が増えますが、喫煙者は逆に歯ぐきの出血が減ることがあります。つまり喫煙者に歯ぐきの検査を行っても出血しにくくなりますので、出血が少ないからといって油断は禁物です。

②咬合に影響する変化
心配なのは歯ぎしりで、これによりせっかく安定していたところでも急に噛めなくなったり、歯が浮いたような症状でたりします。追加的に嚙み合わせの調整やマウスピースの装着が必要になることもあります。

③ブラッシング指導
ブラッシングが不足して磨き残しがある状態をアンダーブラッシングといいます。それに対してブラッシングが過剰になり磨きすぎの状態をオーバーブラッシングといいます。
アンダーブラッシングになると根面う蝕(歯の根元のむしば)ができたり、歯周病の再発、進行が起こり最終的に骨がなくなりますが、オーバーブラッシングになると歯ぐきが下がりますので、歯ぐきがなくなるわけです。しかも歯も歯ぐきも骨もなくなったら基本的には元に戻りません。歯も歯ぐきも骨もなくさないように適切なブラッシングを維持することは、並大抵のことではできません。モチベーションの維持も難しいです。
メンテナンス患者さんのブラッシングはかなりデリケートです。私たちは口癖のように‘‘頑張ってください‘‘と声をかけてしまいがちですがメンテナンス患者さんがブラッシングを頑張るとオーバーブラッシングになることが多いのです。
それではメンテナンスでアンダーブラッシングが及ぼす弊害について考えてみたいと思います。
アンダーブラッシングになっていて細菌バイオフィルムが残っていると歯の根元のむしばと歯周病の再発、進行が心配です。根元は表面がざらついていますのでバイオフィルムが形成されやすいだけでなく、凹みがあることが多いためブラッシングしにくくなっています。しかも細菌がつきやすく、除去しにくく、酸で溶けやすいのでむしば要注意部位となっております。


外来でのクリーニングにはこのような器具を用いています。

歯周病患者さんの多くは生活習慣病年齢ですから、何らかの疾患を抱えて服用されていることがあります。疾患や投薬の影響でだ液が少なくなりむしばのリスクが上がっていることがありますので要注意です。
アンダーブラッシングは歯周病にももちろん結びつきます。歯周病菌が新たに歯ぐきのポケットに入り込む可能性もあります。メンテナンス患者さんの口内に深いポケットが残っているような場合、プロケアとしてポッケト内の細菌バイオフィルムの破壊をしても時間とともに後戻りはしますが、患者さんのブラッシングが悪ければ後戻りは早いです。大雑把な言い方ですが、ブラッシング良好な患者さんで数か月、ブラッシング不得意な患者さんで数週間で後戻りがあるようです。

メンテナンス患者さんのオーバーブラッシングの弊害については、歯ぐきが傷つき歯ぐきが下がることがあります。また歯ぐきが下がっているところでは根元が削れてしまい、知覚過敏が起こることがあります。ブラッシングに熱心な患者さんは、冷たいのでしみるのであればブラッシングがたりないと勘違いして、さらにブラッシングを過剰にしてしまうことがあります。患者さんはブラッシング‘‘がんばれ‘‘という言葉を‘‘強く磨け‘‘y長い時間磨けという言葉に変換してしまうのです。それによって指導の通りにやっているにもかかわらず、オーバーブラッシングになっていることがあるわけです。
実際オーバーブラッシングで歯が削れてしまったり、歯肉にダメージがある患者さんの中には、電動歯ブラシの使用が誤っているケースもあります。電動歯ブラシは適切に使用すれば時間がかからず清掃効果の高いものですので、電動歯ブラシそのものは良いと言えます。通常のブラシと同様に扱ってはいけないのです。たとえば、研磨剤の入っている歯磨きペーストは多いですが、電動歯ブラシと併用すると歯が削れすぎてしまいます。研磨剤の入っていないジェルが適切です。最近は、自動で止まる電動歯ブラシもあり、歯面モード、歯肉モードなど切り替わるものもあります。

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