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口臭について

2024年3月29日

こんにちは、こさか歯科クリニックです。

患者さんからご相談も多い、口臭についてのお話です。

口臭の原因は、胃腸の不調であることも可能性はありますが、
じつは、口臭の原因の約9割はお口のなかにあり、とくに歯周病は、強烈な口臭の元なんです。
生ものが腐敗したような、強烈な歯周病の口臭。
爽やかなミントの香りでごまかしても、それはほんの一時しのぎ。
くさい臭いを、歯科治療とセルフケアでもとから断ちましょう!

 

◼️口臭の原因はお口の中

 

口臭がやっかいなのは、なかなか自分では気づけないことです。かといって周りの人が口臭について指摘はしにくいわけで、結果的に無頓着に過ごしているかたも少なくありません。実際、国内外の口臭調査では、だいたい3人に一人くらいに口臭があることがわかっています。ただし、心配し過ぎることはありません。ほとんどの口臭は、歯科の治療とセルフケアで治るからです。口臭についての誤解を解き、お口の健康と爽やかな息を取り戻しましょう!

 

◼️本人には気づきにくい あのニオイはどこから?!

 

口臭は、自分では気づかないものですよね。自分のニオイは自分がつねに嗅いでいるので、慣れてしまうんです。始終気になっていてはつらくて仕方ないので、慣れることにより自分を守っているのです。
じつは口臭は、多かれ少なかれ誰にでもあります。自分で気づくことは少ないですが、健康な人にも軽い口臭があり、これを私たちは「生理的口臭」と呼んでいます。
たとえば、朝起きたときは誰でも軽く口が臭いますが、これは寝ているあいだはお口のなかの唾液が減って細菌が増えやすいからで、こういう口臭は朝食を食べたりすればヒトの鼻では感じないレベルに下がるので、ほとんど問題になりません。
また、ニンニクやお酒を飲食すると臭いますよね。飲食物の成分が吸収され肺に届いて呼気から臭うのですが、これは一時的なものですし、おいしく飲食したのなら、少々臭うのは仕方ないことでしょう。
こうした生理的・一時的な口臭がある一方、問題となるのは的な口臭です。健康な人の口臭にくらべ、ずっと攻撃的で不快感の強い臭いがします。それでは、この病的な口臭は、いったいどこからくるのでしょう?
「胃腸が悪いと口臭が強くなる」とよく言われますが、これは、臭いが胃から口に上がってくると思われているからかもしれません。実際は、胃の入口は強い筋肉でギュッと閉まっているので、(ゲップは別として)臭いが上がってくることはまずありません。からだの病気で口臭がするなら、それは臭いの物質が体内を巡り肺から呼気として臭っているわけで、ふつうに考えて、これはよほど重篤な状態です。からだの治療が優先で、口臭どころではないでしょう。
病的な口臭で圧倒的に多いのは、じつは歯周病が原因の口臭なんです。つまりほとんどの口臭は、歯科治療とセルフケアで治せるということです。「しばらく歯石を取っていない」「近ごろ歯ぐきが浮く感じがする」なんてことはありませんか?ぜひ歯科医院で口臭を「治療」しましょう。


歯周病が進行した方のパノラマX線写真。歯を支える骨が、全体的に下がっています。口臭も強いです。

 

◼️攻撃的な臭いの正体は細菌の出す「ガス」!

 

臭い物質といってもさまざまありますが、口臭に特徴的にあらわれる臭い物質は「硫黄化合物」と呼ばれる種類の揮発性ガスです。なかでも代表格は、硫化水素、メチルメルカプタン、そしてジメチルサルファイドでそれぞれに特有の強い臭いがあります。
硫化水素は歯のプラーク(歯垢)や、舌に白くつく舌苔があるほど検出されやすい臭い物質です。また、歯周病の患者さんに目立って多いのがメチルメルカプタン。ジメチルサルフアイドは、からだの病気や薬の影響で出やすい傾向があります。
これらのガスには特徴的で強烈な悪臭があります。たとえるなら、硫化水素は卵が腐ったような臭い、メチルメルカプタンは魚や玉ねぎが腐ったような臭い、ジメチルサルファイドは生ごみのような臭いです。どれもたいへんな悪臭で、病的な口臭はこれが混合したものなので、周囲のかたが不快に思われるのも無理はないのです。
ちなみに硫化水素は、濃度が高ければいのちに関わるほどの有毒ガスなんですよ。驚きですよね。
それではなぜこんな悪臭がお口でつくられるのでしょう。じつはこれらのガスをつくるのはお口の細菌で、なかでも歯周菌は、タンパク質を分解する酵素をもっており、その酵素でさかんにタンパク質を分解して、揮発性ガスを発生させるというわけです。歯周病が進むと、粘膜や老廃物が大好きな歯周病菌は、歯と歯ぐきのあいだの溝だけでなく、老廃物が積もる舌にも住みつき、舌苔から強い臭いを発するようになります。
臭いのもとを断つには、まずは歯周病の治療からです。


歯肉のはれ、歯石とバイオフィルムが目立つ口腔内。

 

◼️もとから断つには まず歯周病を治す。

 

健康なお口のかたにも軽い口臭があります。それは、どんな人のお口のなかにも細菌がいるからなんです。そうした細菌が出すガスが、生理的口臭の原因です。
それでは、健康なお口のかたの生理的口臭と、歯周病の患者さんの病的な口臭では、どこが根本的に違うのでしょうか。
健康なお口には、歯周病菌などの細菌の巣が歯と歯ぐきのあいだの溝(歯周ポケット)のなかにそれほどありません。細菌の供給元がないおかげで、食事(とくに固形物を食べた場合)で舌が盛んに動き、食べ物とこすれて舌苔が落ちると、細菌もいっしょに胃袋へと流されていきます。
また、歯みがきで口のなかがきれいになると、細菌の数がガクッと減ります。そのためガスもたいして産生されず、ふだんの生活で、私たちの嗅覚では感じない程度の口臭しかしない、という状態を保つことができるのです。
一方、歯周病のお口には、歯と歯ぐきのあいだの溝に歯周病菌などの細菌の巣があります。その巣のなかは、細菌がどんどん繁殖し貯蔵庫のようになっています。食事をして口のなかがきれいになっても、歯みがきで歯の表面がピカピカになっても、歯周ポケットの奥に隠れた細菌の貯蔵庫があるのですから、すぐに舌の上にも細菌が供給され、揮発性ガスをさかんにつくるのです。
舌苔はデコボコしていて汚れがくっつきやすく、細菌にとっては居心地のいい場所です。舌苔が口臭の原因だからといくら舌の掃除をしても、おおもとの歯周病を治さないままでは、細菌が次々供給されるので、揮発性ガスはいつまでたってもとまりませ。
ミントの香りにはたしかに一定のマスキング効果がありますが、細菌の出す揮発性のガスと混ざれば複雑な香りになるだけです。しかもそのマスキング効果は一時的。始終ガムを噛んでいるわけにもいかないでしょう。
口臭の臭い物質の硫化水素は、濃度が高ければ生死に関わるような有毒ガスです。お口から揮発するガスは濃度が低いので心配はありませんが、だからといって、気づかないままずっと
お口のなかに有害ガスを発性のさせる細菌の巣を温存していては、からだにいいわけがありません。
お口のなかのことは、つい気楽に考えがちですが、現在では歯周病は、からだの病気にも影響していることがわかっています。ぜひ歯周病を治して、臭いもとを断ちましょう。


口臭を数値で見る!唾液検査により、口臭も確認できます。その他の虫歯や歯周病のリスク判定も可能。

 

◼️口臭を予防してお口もからだも元気に!

 

病的口臭の主たる原因である歯周病は、よほど悪くならないと痛みが出ない病気。発生する刺激的な臭いは、「歯周病になっていますよ」「炎症が起きていて危険ですよ」というからだからの警告なのですが、あいにくご本人は気づきにくいという特徴があり、この点が本当に残念なことです。
ただし希望もあります。約3万人を対象とした厚生労働省の「保健福社動向調査(平成11年)」の結果によると。約70%のかたちが「お口のなかになんらかの問題がある」と答え、そのなかの15%のかたが口臭を気にかけておられることがわかりました。口臭に関心をもつかたがこれだけ潜在的におられるのですから、ぜひこの「気がかり」をきっかけに、歯科医院で歯周病の治療を受けていただきたいと思います。
じつは病的口臭には、唾液の分泌量やストレス、からだの疲れなども影響を与えています。唾液によって洗い流され、唾液の抗菌物質によて守られているお口は、口臭のリスクがおのずと低いのですが、よく噛まないために唾液腺への刺が減っていたり、飲んでいるお薬の副作で唾液の分泌が減ると、お口のなかに細菌が増えやすくなって、口臭のリスクがアップしてしまいます。
また、ストレスや疲れはからだが細菌と戦う免疫機能を低下させるので口臭が強くなるリスクになりますし、タバコも免疫機能を低下させるので、口臭にとって、とても大きなリスクです。つまり、口臭を予防することは、お口の健康維持にとどまらず、からだの健康管理にもなるということです。
そして、くさい臭いをもとから断つには、歯周病の治療を受け、その後も定期的に歯のクリーニングをしてもらって、お口の清潔を呆つことが必要です。プロのケアとセルフケアで口臭を予防し、爽やかなお口で過ごしましょう。

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